「就労移行支援って、朝は何時から始まるの?」
「一日中ずっと訓練するの?」
「昼休みや休憩はある?」
初めて就労移行支援を検討するとき、意外と分からないのが「一日の過ごし方」です。
学校のように時間割があるのか?
会社のように朝から夕方まで過ごすのか?
体力に自信がなくても大丈夫なのか?
この記事では、就労移行支援の1日の流れを具体的に紹介します。
就労移行支援は何時から何時まで?
就労移行支援の利用時間は、全国一律ではありません。事業所によって、
- 開所時間
- 訓練時間
- 休憩時間
- 昼休み
- プログラム内容
が異なります。
厚生労働省は就労移行支援について、一般就労に向けて必要な知識・能力を高める訓練、職場体験、求職活動、職場開拓などの支援を行うサービスとしています。「何時から何時まで」と全国で同じ時間割が決められているわけではありません。だからこそ、見学時には実際のスケジュールを確認することが大切です。
アイ・ワークス西明石の1日のスケジュール例
アイ・ワークス西明石では、基本的な通所時間を10:00〜15:00としています。昼休みは1時間です。一例として、次のような流れで過ごします。
10:00|通所・朝の準備
事業所へ到着し、その日の予定を確認します。体調確認や朝礼、軽い運動などから始めます。
朝からいきなり難しい作業をするのではなく、少しずつ頭と身体を訓練モードへ切り替えていきます。
10:20頃|午前の訓練
午前中は、
- PC訓練
- 資格学習
- 応募書類作成
- 模擬業務
- 個別課題
などに取り組みます。全員が同じ内容を行うわけではありません。就職目標や現在の課題によって内容は変わります。
午前中にも休憩があります
「10時から12時まで、ずっと集中し続ける」というわけではありません。
途中で休憩を入れます。トイレへ行く。飲み物を飲む。少し席を離れる。
こうした時間もあります。実際の仕事でも、疲れを自覚し、適切に休憩を取ることは大切です。
12:00〜13:00|昼休み
昼休みは1時間です。昼食を取ったり、一人でゆっくり過ごしたり、他の利用者と話したりします。
「休憩時間も人と話さなければいけない」
ということではありません。一人で過ごした方が疲れにくい方もいます。自分に合った休み方を見つけることも、就職準備の一つです。
13:00|午後の訓練
午後は、
- グループワーク
- 就職活動
- 自己理解
- 外部講師による講座
- 個別訓練


15:00|終了
一日の振り返りや片づけをして終了します。帰宅後まで疲れ切ってしまうのではなく、
を考えることが重要です。
一日ずっと集団プログラムではない
就労移行支援と聞くと、「朝から夕方まで、みんなで授業を受ける」ようなイメージを持つ方もいます。
しかし、事業所によっては、個別訓練と集団プログラムを組み合わせています。アイ・ワークスでもそうしています。
例えば、
午前は自分のPC課題。
午後はコミュニケーション講座。
その後は応募書類を作る。
というような過ごし方です。
事業所を選ぶときは、集団プログラムが多いのか?、個別訓練が多いのか?も確認してみてください。
休憩も就職のための練習
「休まない方が頑張っている」と思ってしまう方もいます。でも、就職後に長く働くことを考えると、
という力も重要です。就労移行支援では、仕事のスキルだけではなく、
も大切な訓練になります。
最初からフルで通えなくても相談する
体力や生活リズムに不安がある場合、「10時から15時まで通えるようになってから見学しよう」と考える必要はありません。現在どのくらいなら通えそうなのかを、見学時にそのまま伝えてください。
実際の利用日数や利用時間は、本人の状態や目標、支給決定、事業所の運営方法などを踏まえて相談します。大切なのは、
です。
見学時に確認したいポイント
就労移行支援を比較するときは、プログラム名だけでなく、
- 開始時間と終了時間
- 昼休みの長さ
- 小休憩の取り方
- 個別訓練と集団訓練の割合
- 疲れたときに休める場所
- 体調が悪い日の相談方法
- 通所時間をどのように増やしていくか
等を確認してみてください。ホームページの時間割だけでは分からないこともたくさんあります。
よくある質問
まとめ|時間割より「自分が続けられるか」を見る
就労移行支援の1日のスケジュールは、事業所によって違います。大切なのは、
を選ぶことではありません。
です。実際に見学して、
この時間なら通えそうか?
休憩は取りやすいか?
訓練内容は自分に必要そうか?
等を確認してみてください。就職はゴールではなく、あなたがワクワク愉しく暮らすためのスタートです。その後も働き続けることが大切です。そのための生活リズムと働く体力を、少しずつ整えていきましょう。

